品薄、品薄と巷で噂のEOS R5がついに我が家にやってまいりました。
私の場合、マップカメラにて、発表会の翌日7月11日 13時に予約をしました。この後、発売日は7月30日?だったのですが、マップカメラから前日に落選メールが来ました。。。それからずっと音沙汰無く。入手された方のブログやYoutubeでの報告や感想などを横目で見ていました。
そしてついに、9月29日、予約してからほぼ3ヶ月経ちましたがマップカメラさんから「入荷しました」の連絡が来ました。カメラを2台持ちする余裕もないので、EOS Rをドナドナしたりなどの手続きを経てようやくEOS R5が我が家に届きました。
早速開封。
外箱の蓋を開けると、バッテリー、チャージャー、保証書、ケーブル、取扱説明書が入っています。このプラスティックトレイの形はEOS Rの時と同じですね。
上段のトレイを外すとストラップとEOS R5本体が入っています。
そして本体登場。持った第一印象はEOS Rと比べると
分厚い
です。(塊感がすごい)
EOS R5ではメモリーカードはダブルスロットになっており、SDカード(UHS-Ⅱ)、CF Expressに対応しています。
差し込むとこんな感じ。前面側がSDカード、背面側がCF Expressの挿入口になっています。
早速、手持ちのレンズを取り付けてみました。
RF 24-70mm F2.8L IS USM
RF 70-200mm F2.8L IS USM
EF 50mm F1.8 STM + EF-EOSR コントロールリングアダプター。EOS Rの時にも思いましたが、RシステムにEF50mmの撒き餌レンズって、みょうに佇まいがかっこいいと思います。EOS R5にはEOS初のボディ内手振れ補正機能がついているので、もしかするとフルサイズ散歩カメラとして最強では?と思います。
こちらはRF 35mm F1.8 MACRO IS STM。こちらもコンパクトでいいですね。
スペック詳細等は、もっと詳しく解説しているサイトがそこら中にあるので割愛するとして、早速作例を。ピクチャースタイルオート、WBオート、高輝度側・階調優先ONの設定です。クリックすると若干大きな画像がみられますが実寸ではありません(Word Pressが勝手にリサイズしてしまうみたいです。今度設定見直してみよう)。
秋の東山動植物園
動物瞳AFがびっくりするぐらい超強力です。100%ではありませんが、条件が合えばバチンと合わせることができます。これまでだと鼻先とかに合いやすかったので、AFポイントを動かして1点AF(小)で頑張っていたのですが、これからは顔+追尾優先AFでもかなり歩留まり良くサクサク撮影できそうです。
こちらも動物瞳AFで。これまでだと手前の柵に先にピントが合いそうなものですが、トナカイの瞳にサクッとピントが来ました。
こちらは動物瞳AF失敗例。サイの正面から望遠で狙ってみましたが、瞳を捉えることはできなかったようです。
奥の鹿の瞳にピントを合わせています。最初は手前の鹿の瞳にAFポイントが来ていたのですが、画面内に複数の検出ポイントがある場合は、ジョイスティックで切り替えることができます。
望遠でクロップしてみました。クロップすることで1.6倍の画角になります(200mmだと320mm相当)。画素数は5088×3392となりますが、これでも4K以上となりますので積極的に使っていけますね。ボタンカスタマイズで静止画クロップ/アスペクトを割り当てできるようになったので(確かEOS Rではできなかったはず)、ますます便利に。RF70-200はエクステンダーが使えないのでこうした機能はありがたいです。
スマトラトラのクンデ君。距離にして10m弱くらいの距離からですがこれで瞳AFが効いてます(驚愕)。うっすらとオリの線が写っていますが、ここのオリは結構太めなのでやむを得ません。それでも瞳AFが効くR5の実力を垣間見た気がします。
植物を何点か。4500万画素もあるため画像は重たいですけど、EOS RやEOS 5D mark4よりも高詳細な画像になります。
こちらの作例でも瞳AFが効いています。普通だと手前の柵にピントが合うところですが、上手い感じに瞳にAFを効かせることができています。全ての場面でこのようにうまくいくわけではありませんが、条件が合えば十分使えますね。
さて最後にEOS R5のレビュー(感想)を。
EOS R5の良い点
- なんと言ってもAF。動物瞳AFの食いつきは驚嘆します。
- 分厚くなったボディのおかげで重量級のレンズが逆に持ちやすくなる。
- 出てくる絵がすごく綺麗
- EVFが綺麗。もうめちゃくちゃ綺麗。
- 全体的に動作が早くなった気がする(EOS R比)
EOS R5の悪い点
- バッテリーの持ちが若干悪い気がする?(EOS Rと大差ないですが)
- 自分だけ?かもしれないけどスチルしか撮っていないのにグリップと底面が熱くなってきて温度マークが出ました。一回電源切ってしばらく置いて冷ましてからは熱くなることは無くなりましたがなぜ熱くなったかは不明です。動画を撮ったわけでもないのですが。。。
- ストラップ取り付け部分がちゃっちくなった。EOS RだとPeakdesignのCLUTCHとANCHOR LINKSの同時付けができたのですが、EOS Rで完全にできなくなりました。
まだまだ手に入れたばかりで、EOS Rに体が慣れてしまっているのですが、これから徐々に使い込んでいきたいなと思います。