そういえば紹介していませんでした。Canon の望遠EFレンズ、EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMです。
iPhone X (4mm, f/1.8, 1/571 sec, ISO20 )
詳しい説明はCANONのサイトを見ていただくとして、サイトの紹介では、
高画質と操作性の向上を実現した、高い機動力を持つ超望遠ズーム。広いズームレンジを持ちながら、全域で高画質、機動力、操作性を兼ね備えた望遠ズーム。新コーティング技術ASCによりフレア・ゴーストの大幅な抑制を実現。手持ち撮影をサポートする4.0段分の手ぶれ補正、瞬時のズーム操作を可能にする回転式ズーム、0.98mまで寄れる近接撮影能力など、さまざまな撮影現場に対応する幅広い機能を搭載しています。APS-Cサイズセンサー搭載機種では160-640mm相当の領域をカバーします。
となっています。
ざっと特徴をまとめると
・全長193mm
・質量1,640g
・蛍石レンズ
・スーパーUDレンズ
・ASCコーティング
・フッ素コーティング
・手ぶれ補正4段分
・流し撮り、露光中のみ手ぶれ補正モード切替
・防塵、防滴
・近接撮影能力0.98m
・回転式ズームリング(トルク調整付)
・C-PLフィルター回転操作用窓付フード
・三脚座分離機能
とまあ盛り沢山な訳です。
購入するときに、EF70-200mm F2.8 IS Ⅱ USMと比較して散々悩みました。値段も大体同じですし、サイズも重さもほぼ同等。
じゃあ何が決め手になったかというと、
・焦点距離70-200はF4Lをすでに持っている
(いつか記事にしようと思いますが)
・EF70-200mm F2.8 IS Ⅱ USMは新型の噂がある
・400mmが欲しいw(←これ
ということで、ポチッとしてしまいました。
以下作例〜
金網越しのスマトラトラ。金網までが1.5m、トラまで8mくらい?でしょうか。かなりドアップで迫力ある顔を撮ることができます。もう少し近くによれば瞳に映った自分の姿も確認できたりします。すごい解像度です。ExifによればISO2500!
東山動植物園の人気者コアラ。昨年生まれたばかりの「こはる」です。コアラ舍はガラスに遮られていて、コアラまでの距離は3m以上あります。前の方に出て来てくれるときはいいですが、大体奥の方で寝ているwので、望遠で引き寄せたくなります。うまく前の方にいるときに400mmでがっつり寄れば顔のアップも可能です。ちなみにこれもISO12800! 5D4の底力。
近接撮影距離0.98mなので、花の撮影にも使えます。この作例だとボケもすごいことになっています。日陰の花をハイキー気味に撮影したのでISO2500! ・・・気のせいか、私がAvモードで撮るとISO感度がガンガン上がっていくような。。。
こちら博多どんたくを見に行った時の一コマ。西鉄バスの停車ボタンのコスプレ?がクオリティが高すぎてw 質感もバッチリ映っています。
このレンズといえば飛行機ですね。ということで飛行機三連発。空港のロビーから撮影して見ました。パイロットの顔まで分かるほど解像しています。
このレンズがオススメかどうかと言われると、F4.5-5.6と決して明るくありませんし、5D4に取り付ければ総重量2.5kgとダンベル担いでいるのとほぼ同じ重さなので例えば動物園を休みなく一日歩き回ればかなり疲れます(そんな行動するのは私くらい?)が、抜群の解像度と色味、近接撮影能力に優れた超望遠ズームとしてお勧めできる一本だと思います。
このレンズを持ち運ぶことのできるカバンも選ばないといけないですね(こうしてカバン沼にもはまっていく)。