CANONのEF70-200mm Lレンズ 2本がリニューアルされました。
EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USM
EF70-200mm F4L IS Ⅱ USM
それぞれのレンズのリニューアルポイントは以下の通りです。
【EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USM】270,000円(キャノンオンラインショップ価格)
- ASCコーティングによる逆光耐性の向上
- フッ素コート
- 重さ約1,480g
【EF70-200mm F4L IS Ⅱ USM】166,500円(キャノンオンラインショップ価格)
- 約5段分の手ぶれ補正効果
- 最短撮影距離 1.2m→1.0m
- ゴースト・フレアの低減(SSCコーティング)
- 最大撮影倍率0.21倍→0.27倍
- フッ素コート
- フィルターサイズφ67mm→φ72mm
- 絞り羽枚数8枚→9枚
- 全長4mm増加
- 最大径φ80mm
- 重さ約780g
う〜〜〜ん。F2.8L。どうなんでしょう。個人的にはリニューアルというよりマイナーチェンジ?という感じがします。特に期待していたF2.8Lは最短撮影距離や手ぶれ補正効果、重さ(10g軽くなってますが)に変わりがなく、気を失いながらポチッとするほどのインパクトはありませんでした(^^; ただ、F2.8Lはもうこれ以上することもないほど完成しているので今回は小変更にしか感じられないのでしょうか。一番ユーザーから要望の高かった逆光耐性の向上は入っていますしね。
しかし、F4Lの方はなかなかどうして、この内容はもうフルモデルチェンジと言っていいのではないでしょうか。外観もより白く変わっているし、最短撮影距離もEF100-400mmの98cmに迫る勢い。ASCコーティングは見送られましたがそれでもSSCコーティングというものになっていますし、重く太くなりましたが取り回しの良さは維持されているようです。
F2.8Lの内容次第では、手持ちのF4Lを下取りに出して逝こうかとも思っていましたが、F4L2に逝くのもありですねぇ。ISが動く時の「ジオジオジオ」という音がどうなっているのかにもよりますが、EOS 5D4の高感度を活かせばF4Lでなんの問題もないし。F2.8以下の超明るいレンズは単焦点レンズで逝くという考え方もありますし。
うーむ。しばらく悩もうと思います(^^;
とりあえず、現行のF4L IS USMの作例〜(クリックするとフルサイズ)
現行もよく写る。神レンズですねぇ。