どうせ買うなら増税前に買っちゃえ買っちゃえシリーズ 第2弾
ついに出たRFマウントの大三元レンズ
RF 24-105mm F4L IS USMをドナドナして、RF 24-70mm F2.8L IS USMに手を出してしまったのでレビューしてみようと思います。
外箱は真っ黒で「RF 24-70mm F2.8L IS USM」と記載があります。
蓋をカパっと開けるとレンズポーチが入っています。このレンズポーチ、ほぼ使わないんですけど皆さんはどうですか?
レンズポーチを取り出すと発泡スチロールが。最近、発泡スチロールの梱包は減ってきていますがまだまだ使われているというところでしょうか。
発泡スチロールを取り出すと、逆向きにレンズフードが入っています。
レンズフードを取り出すといよいよ本体登場。下部にある発泡スチロールにガッチリ刺さっています。
本体を取り出してビニールを外してみました。レンズ先端から、RFレンズの特徴であるコントロールリング、フォーカスリング、ズームリングとなっており、AF/MF切り替えスイッチ、そしてついに大三元レンズに搭載されたISの切り替えスイッチがあります。反対側にはズームのロックスイッチがあります。
レンズ部分を接写。歪みのない綺麗なレンズです。
EOS Rに取り付けてみました。本体がコンパクトなせいか、ちょっとレンズの方が大きいかなという感じです。
上から見た図。やはりバランス的にレンズヘビーな感じがします。
スペックをCanonのサイトで確認してみると、
画角(水平・垂直・対角線)74°~29°・53°~19°30′・84°34°
レンズ構成15群21枚
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)
最小絞り22
最短撮影距離0.21m(24mm時)
最大撮影倍率0.30倍(32mm時)
フィルター径82mm
最大径×長さ約φ88.5mm×125.7mm
質量約900g
となっています。最短撮影距離が 21cm(24mm時)ということは、レンズフードをつけた状態でフード先端から3cmまで寄ることができます。
デュアルセンシングISとの協調により、静止画撮影時の手ブレ補正効果が最大5段分というのも、RFマウントに移行する理由になるのではないでしょうか。
そんなRFマウント初の大三元レンズの作例をご覧ください。
祭り
豊田市の挙母神社で行われた挙母祭り。8つの山車が紙吹雪を巻きながら市内を練り歩きます。
挙母神社に入ってきた山車。人混み、紙吹雪、境内の木々の葉などの解像度はいかがでしょうか。
巫女装束に身を包み、白粉と紅をさした巫女さんです。瞳AFの恩恵でさくっとフォーカスが合いました。
舞の囃子で笛を吹いている女性。髪の毛の質感、背後の滲んだようなボケ具合はさすがの一言です。
フォーカスを奥で舞っている巫女さんに合わせて。質感、立体感とも申し分ありません。
手持ち限界
手持ちでどこまでシャッタースピードを落とせるか挑戦してみました。
これら2枚の写真はそれぞれ手持ちで撮影していますが、強力なISのおかげで岩はビシッと、水の流れはフワッと表すことができました。
RFマウント初の大三元レンズRF 24-70mm F2.8L IS USMはRFシステムの標準レンズとして、Lレンズの名に恥じない描写力と利便性を持つレンズだと思います。このレンズのためにRFシステムに乗り換えるのも全然ありではないでしょうか。
・・・値段はすこぶる高いですけど。。。