愛知県豊田市東部、足助地区の香嵐渓の早春には、カタクリの群生を楽しむことができます。詳しくはこちら。
カタクリの花は「春の妖精」とも呼ばれ?俯き加減に花が咲きますが、天気が悪いときや気温の低い時は俯いたまま花が閉じているのですが、天気が良い午後1時頃になると花弁が開き、裏側に反り返るように花が咲きます。このようなカタクリの花が群生しているのが、香嵐渓の飯盛山です。
EOS RにRF 24-70mm F2.8L IS USM、RF 70-200mm F2.8L IS USM携えて納めに行ってきました。C-PLフィルターも使っています。
山の斜面にびっしりと咲いています。
花が咲ききるとくるんと花弁が裏返ります。
陽の光に照らされて。
花弁が開いてから裏返るまでの状態が偶然収まりました。
普通は薄紫色の花が咲きますが、まれに白い花が咲いています。シロバナカタクリと言うそうですが、見つけられたら幸せになれるかも?(四葉のクローバー的な)
早春の妖精、カタクリの花。Wikipediaによると
”カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum Decne.)は、ユリ科カタクリ属に属する多年草。古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた”
とのことです。地下茎からはデンプンが取れ、これを元々は片栗粉と呼んでいたそうです。今、市中に出回っている片栗粉はジャガイモ由来のものがほとんどですが、このカタクリから取れる片栗粉だと、なんと薬用効果もあるとか。
香嵐渓のカタクリ群生地の見頃は3月のほんの数週間と短いので、足助観光協会のホームページをチェックして見逃さないようにしたいものです。