正月、福岡へ旅行に行ったついでに「三社参り」に行ってきました。二日間も(;^^)

三社参りとは、三つの神社を詣でることをいいます。一部の地域(福岡とか)での風習だそうです。「初詣といえば三社参りでしょ!」ということらしいですが。今年は頑張って三が日の間に行ってきました。

1月2日、宗像大社〜宗像護国神社〜氏八幡神社を巡ってきました。宗像大社は宗像三女神(沖津宮の「田心姫神」、中津宮の「湍津姫神」、辺津宮の「市杵島姫神」)を祀る、交通安全にご利益があるとされる神社です。三が日に行ったのは初めてですが、道がめちゃめちゃ混んでいました。そこで、近くの無料臨時駐車場に車を止め、30分ほどぶらぶら歩いて参拝することに。境内には沖津宮、中津宮の代わりとなる第1宮、第2宮もありますので一度に参拝できます。また、少し山を登ると、天孫降臨の場である高宮斎場という霊験あらたかな場所もあります(流石に混んでいたので写真は撮りませんでしたが・・・)。

そして宗像大社でお参りした後、駐車場まで歩く道すがらに、誰も参拝していない神社が二つありました。それが宗像護国神社と氏八幡神社でした。近くに宗像大社があるせいか、本当に静かな感じで落ち着いて参拝することができました。氏八幡神社には宗像市文化財第4号の天然記念物「大楠」という樹齢300年ほどの楠がありました。パワーがもらえるといいなぁ。

翌1月3日、宮地嶽神社〜筥崎宮〜太宰府天満宮を巡ってきました。こちらも車で行ったら渋滞で酷い目にあうことがわかっていたので、電車で行くことに。

まず宮地嶽神社へはJR鹿児島本線 福間駅で降り、徒歩で向かいます。宮地嶽神社へ行く道はやはりどこも大渋滞で地元の人は大変そう。。。また、宮地嶽神社の参道前の交差点は封鎖され、歩行者天国のようになっており、屋台がいっぱい出ていました。屋台のいい匂いに後ろ髪を引かれながらも参拝。結構な階段を登る必要があります。この階段から海を望むことができるのですが、夕日が沈む時、山道の階段から夕日までが一直線になり、「光の道」という現象が有名だそうです。時期・天候などタイミングが難しいのですが、10月頃が見頃だそうですよ。ちなみに宮地嶽神社は商売の神様だったかな。

大注連縄も有名ですが、その注連縄に賽銭が刺さってる・・・。思わず写真を撮ってしまいました(;^^)

宮地嶽神社の参拝を終え、次は筥崎宮へ。JR鹿児島本線 箱崎で下車し、筥崎宮まで歩いて行きます。ちょうど筥崎宮では「玉せせり」という神事が行われておりました。天気は良かったのですがめっちゃ寒くて、裸神輿の子供達が打ち水を浴びてめっちゃサブイボ出しながら元気に動き回っていました。筥崎宮参道をまっすぐ海へ向かうと、「お潮井」と呼ばれる砂のある海岸があります。博多祇園山笠の時に使う砂はここから採っているそうです。

筥崎宮の参拝を終え、太宰府天満宮へ向かいました。筥崎宮からは福岡市地下鉄で天神で下車、西鉄福岡駅から西鉄で太宰府まで移動しました。時間的にはもう夕刻近くになっていましたが、人はたくさんいました。太宰府でさっさとお参りしたい人は、左へ左へと動いていけば意外とサクサクお参りできます。お参りを終えた後は、参道に面している梅ヶ枝餅屋さんに併設されている喫茶でお茶しました。歩き倒して疲れた体にコーヒーの苦味と焼きたての梅ヶ枝餅は大変美味しゅうございました。

1日3社、2日で6社お参りして約4万2千歩ほど歩きました。今年はいいことあるといいなぁ。