どうせ買うなら増税前に買っちゃえ買っちゃえシリーズ(?)第1弾

RFマウントの望遠レンズ、RF24-240mm F4-6.3 IS USMを買ってしまったのでレビューしてみようと思います。

外箱

外箱は真っ黒で「RF 24-240mm F4-6.3 IS USM」と、記述があります。

箱を開けて取り出すとかなりごついプチプチに包まれていることがわかります。

プチプチを取り外すと本体が出てきます。レンズ前方側に結構幅広のズームリングがあり、後方側にはスイッチで機能を切り替えることのできるフォーカス/コントロールリングがあります。フォーカス/コントロール切り替えスイッチの下には手ぶれ補正ON/OFFのスイッチがあります。写真では見えませんが、反対側にはズームのLOCKスイッチがあります。

ズームは2段繰り出し式で、伸ばすと全長がほぼ倍になります。大きさ比較?で奥にiPad Pro 12inchを置いてみましたが大きさ(長さ)は想像できますでしょうか。

F値が4-6.3と少し暗めなので、前玉はさほど大口径と言う感じではないです。径は72mmとなっています。

後ろ玉はこんな感じ。MADE IN TAIWAN。

EOS Rに取り付けてみるとこういう感じです。コンパクト?とは言えない感じですが、EF100-400mm + マウントアダプターに比べたらはるかにコンパクトです。

RF24-105mm F4L IS USMと並べてみました。径はRF24-105mmの方が太く、長さは若干RF24-240mmの方が長く、重さはRF24-240mmの方が重いです。

レンズの仕様をCanonのホームページで確認すると
画角(水平・垂直・対角線):74°~8°35’・53°~5°45’・84°~10°20′
レンズ構成:15群21枚
絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)最小絞り36
最短撮影距離:0.5m(24mm時)
最大撮影倍率:0.26倍(240mm時)
フィルター径:72mm
最大径×長さ:約φ80.4×122.5mm
質量:約750g
となっていますね。

Enduranceスリングに入れてみました。サイドから取り出すのはちょっとしんどい(というか無理。そもそもEnduranceスリングはSONYα用という気がする)ですが、空いたところにRF35mmくらいは入ります。上の写真ではレンズフード(別売り・・・)を付けていませんが、付けても入れることができます。

余談ですが、EnduranceスリングにどうにかiPad Pro10.5inchが入らないかなーと思って、ちょっと改造しました。

Enduranceスリングの背面上部のタブレット入れの底の部分を、カッターでバッサリ切ってやりましたw

すると、いい感じでiPad Pro 10.5inchがすっぽり入ります。背面下部のファスナーを開けたところにある三層ポケットと繋がってしまうことや、カバンの強度はどうなの?という気がしないでもないですが、あくまでも自己責任で。くれぐれも自己責任で。大事なことなので2回言っておきます。
(このカバン以外にも実はPeak DesignのEveryday Backpackとか色々とカバン沼にはまっているのですがそれはまた別の機会に・・・)

閑話休題

さて、本体の紹介はこのぐらいにして以下作例を。場所は東山動植物園です。RAWで撮ったものをDPPで1920×1280で書き出しただけのものです(ほぼJpeg撮って出しですね)。

Canon EOS R (24mm, f/5, 1/100 sec, ISO100 )

まずは24mm。

Canon EOS R (240mm, f/6.3, 1/250 sec, ISO320 )

240mm。遠い被写体をぐっと近づけることができます。

Canon EOS R (240mm, f/7.1, 1/400 sec, ISO500 )

そしてEOS Rには1.6倍クロップ機能があり、この機能を使えば35mm換算で384mmの望遠にすることができます。つまりこれ一本で24mm〜384mmの焦点距離をカバーできるという恐ろしいレンズになります。

気になる画質?ですが、Canonお得意のデジタル補正前提であるならば、十分だと思います。ネットでは色乗りはあっさり気味とのことなので、DPP等で調整してもいいかもしれませんね。

Canon EOS R (240mm, f/6.3, 1/400 sec, ISO320 )

フラミンゴ・・・細かい金網越しでの撮影ですが望遠開放で綺麗に消せました。派手さは無く基本忠実な色合いではないでしょうか。

Canon EOS R (240mm, f/6.3, 1/250 sec, ISO8000 )

コアラ・・・F値が暗いのでISOが上がりまくるのですがWEBなら十分。モフモフの質感も良く表現されています。

Canon EOS R (240mm, f/8, 1/400 sec, ISO100 )

観覧車・・・なんと無くノスタルジックな色合いに見えます。

Canon EOS R (240mm, f/8, 1/400 sec, ISO200 )

カバ・・・1.6倍クロップのおかげで「あと一歩寄りたい!」を叶えることができます。これを撮影した時は、柵から一番遠くに寝そべっているカバを抑えたかったのですが、柵の前にはちびっこがわんさかいたので、人の列にして3列くらい後ろからの撮影でした。それでもここまで寄れました。

Canon EOS R (240mm, f/6.3, 1/250 sec, ISO640 )

キリン・・・逆光での撮影。ゴースト耐性やフレア耐性はあまり高くないみたいです。

Canon EOS R (240mm, f/8, 1/400 sec, ISO160 )

東山タワー・・・最大望遠で狙ってみましたが、展望台にいる人の所作まではっきりわかります(流石に顔まではわかりませんでしたが)。

Canon EOS R (150mm, f/9, 1/320 sec, ISO100 )

Canon EOS R (240mm, f/6.3, 1/250 sec, ISO200 )

Canon EOS R (240mm, f/6.3, 1/500 sec, ISO100 )

花・・・薔薇3連発。大口径レンズ開放極薄被写界深度もいいですが、こうしてくっきり写すのもいいものです。ぼけ味はどうでしょうか。

AFについては、EOS Rの最新ファームウェアだとAFが迷いがち(私だけ?)のような気がしますので爆速とは言えませんが、USMだけあって静かで早い方だと思います。

このレンズの良いところは24mm〜384mm(1.6倍クロップ含む)まで幅広い焦点距離をこれ一本でカバーでき、旅行の荷物を最小限に抑えたいときや、ちょっとお出かけするけどあれこれ何本もレンズを持ち歩きたくない時などには最適なレンズだと思います。特に旅行の時はどんなシチュエーションに出会うかわからないので、レンズ交換無しで幅広い焦点距離を抑えることのできるこのレンズはある意味、RFマウントの「まずこれ一本」となり得るレンズだと思います。Lレンズより遥かに安いところも魅力です(この焦点距離をLレンズでカバーしようとするとRF24-105mm F4L IS USM + EF70-200mm F4L IS Ⅱ USM + EOS-Rマウントアダプターで30万コース?)

逆にこのレンズの悪いところは、意外と重い、レンズフード別売、防塵防滴ではない、寄れない、Lレンズに慣れているとちょっと物足りない色味。RF24-105mm F4L IS USMと値段が変わらないというのもマイナスポイントでしょうか。

EOS R/RPを持っていて
「望遠は欲しいけどLレンズはちょっと」
「画質より、写ることの方が大事」
「レンズ交換が面倒(登山とか)」
という方にはお勧めできると思います。
RF35mmとあわせて持てばお出かけには最適です。

以上、RFマウントの初の望遠レンズ、RF 24-240mm F4-6.3 IS USMを簡単にレビューしてみました。